「何笑ってんだよ? まぁ…いいや。 おい、早く自分の机に行ってみろよ、勇者様」 馬鹿の筆頭の…名前忘れた。 馬鹿中の馬鹿。大馬鹿は一瞬真顔に戻った後 ニタニタと顔に怪しい笑みを浮かべながら、俺を机へと促した。 そこには… 「ひどいっ」 セイラが思わず声をあげるほど、普通の神経の持ち主にとっては悲惨と呼べる光景が広がっていた。