「んー…」 次の日…いや、三時間後俺は仕方なく目を開けた。 頭が重い。 「あー…」 セイラはどこにいったんだ…? 俺はさほど広くもない部屋を見渡した。 「いない…?」 あれは幻だったのか? そんなはずはないと思うんだけど… そう思って布団から出ようと手をつくと… 「いた…」 セイラは気持ち良さそうにすやすや眠っていた。 俺の隣で。