光side


あー。今日成績順位発表の日かぁー…。
見に行くのめんどいなー…
「光!見に行くぞー !」
『だって、人多くて疲れるから行かねーよ!』

「でもさー今回の順位、
いつもはありかちゃん1位だけど、光が1位かもしれないし?ねーいこーよー」
絶対、こいつ女目当てだよー!!
発表する場所女多いしね!
『おい!お前女目当てだろ?』

「そーだよ。だって光の隣にいれば、絶対女の子寄ってくるもん。」

まぁ。とりあえず行くか。そうして、俺たちは教室を出た。
順位発表の前に行くと、やっぱり女がいる。
いつも……
「「「きゃーー!」」」
こんな感じ。今日もこんな感じだった。
まぁ。こんなの慣れたけどな。隣にいる俺のダチの柊矢は、ナンパしたい放題だ。
そして、俺また2位だー…なんでいつも、こーなんだょー…
誰だよ!!1位。
あっ。あの柊矢が言ってた、鈴木 ありか か、、、

「おい!光!
ありかちゃん、また1位だな!どんまーい。ははっ」
そうして、肩に手をポンっとおき、上から目線で言い始めた。

『そうゆう、お前はどーなんだよ!何位だよ!!』

「俺の事はどーでもいーの。おっとー。噂をすれば、ありかちゃんはっけーん☆おい!光!お前わざと声かけてこいよ!かわいーらしいぞー☆いけー!」
まっ。気になるし、行くか!