やばいっ。
みられたかも?

と一瞬あせったが、どの道記憶を消してしまえばいいのだ。
早いとこ済ませようと暗がりに目を凝らすと
うちの学校の制服をきた見慣れない男子が立っていた。

誰?って思ったけど、そんなことはどうでもいいと思い直し、
名前も知らないナントカ君の目を直視した。