side 梓



せっ…刹くんの声が、息が!

みっ…耳に!///


私は泣いていたことも忘れ、抱きついていることに気づいて顔が赤くなっていくことが分かった



「ごっ‥ごめんね!!」



赤くなった顔で刹くんを見る私



「涙、とまりました?」


目を細めて優しく笑う刹くん。


「さっきの言葉って、ほんと‥?」