「ん?やっぱり梓だ!!
1人か?」



お兄ちゃん!
誰かとおもったよぉ!



「うん!頼ちゃん用事あるらしくて帰っちゃった!」




お兄ちゃんはしばらく考えた後



「どーせ暇ならバイク乗っけてやるよ?」




と言い、ヘルメットをわたしてくれた。



「乗る乗る!
久しぶりに乗りたい!」


私はバイクにまたがりお兄ちゃんの腰に腕を回した。