何日か経ったある日。



「みぃ、昨日制服の採寸行ったよー♪」

「行ったんだー。」

「どうだったぁ??」

「もちろん最小サイズで!!」

「やっぱりかー!!」



みいはすごい小柄で、

130センチくらいしかない。


そういう鈴奈も140センチくらいなんだけどぉ…。



「でもさ、制服とか実感しちゃうなぁ…。」

「そうだねー。」

「ウチ等中学でもきっと仲良しだよね☆」

「当たり前じゃん。」

「みいと鈴奈と香と梓。」

「私達最強!!」

「うん。」



このときは、本当に信じてたよ。


小学生の仮初の友情が、この先ずっと続いてくものなんだって、

鈴奈は信じて疑わなかった。


4人は絶対繋がってて、中学でも高校でも大人になってもずっと…、

一緒にいるって思ってた。




それが間違いだったんだ。

それが鈴奈を縛り付けることになったんだ。