これは、鈴奈の彼氏をつくるんじゃないから。 鈴奈が地位を守るためにすること。 仕方ないの、嫌われる方がよっぽど怖いから。 子機を枕元に置き布団にもぐりこみ、 香からの電話を待った。 何も考えたくなくて寝た。