笑った私を見て佐伯くんは、


「笑うんじゃねーよ」



また悔しそうに言った




さすがに苛めすぎたかな??




「じゃぁ、俺もう行くからな。半分資料持って行くからあと半分床に落ちたの持って行けよ??」




そして、もうこの場にいたく無いのか急に立ち上がり、カツラとメガネを片手で持ち、もう片方で普通にひょいッと棚からもう半分の資料を取り資料室から出て行こうとする



「これ重っ」と独り言を言いながら



そして、ドアを開け行こうとした直前に




「何回も言うけど、絶対俺のこと言うなよ」




そう言った




言ったあとに手に持っていたカツラとメガネをして出て行った