「なぁ透。」


「なんだ?」


「お前たち家族が居てくれて本当心強いよ。」


「なにもしてないさ。

彩花も翔太も千華ちゃんが好きなだけだ。

恭子も妹のように思ってるしな。」


「あぁ。それがまた嬉しいね。

これからも千華と赤ん坊とよろしく頼むよ。」


「忙しい時はいつでも頼れよ。

それに恭子が忙しくてかまってやれない部分を

千華ちゃんがカバーしてくれるおかげで

彩花と翔太に寂しい思いをさせずに済んでる。

こっちこそ感謝してるよ。」


「パパたち早く来ないとケーキなくなっちゃうよ?

翔太がすごい勢いで食べてるんだから。」


「おっと、翔太!!俺のバースデーケーキだぞ!千華の手作りだからか!」


「おじちゃんにはあげないもんねーだ!」


_______________________________