「なんで顔赤いの?また妄想中?」


「うわっ!びっくりしたぁ‥」


「もう愛菜ってば、この三日間ぼぉーとし過ぎ。
よくそんなに1人の男の事ずっと考えてられるね。」


「沙羅も呆れるよね。
私もさすがに自分で呆れるぅ〜。」


「ははっ。自覚してんだ。
でさ、明日どうやって起こすの?」


「んー、やっぱそこはいつも通りにしようかと‥」


「なんで?」


「意識はして欲しいと思うけど、今まで普通にしてたことはそのままがいいかなって。
私が変に意識しすぎて、距離ができちゃうのはイヤなの。」