｢大地くん！！翔ちゃんの好みのタイプってどんなの？！｣


｢はぁ？なんだ、いきなり。｣


｢だから！翔ちゃんのタイプ！｣


｢タイプ〜？好きになった相手がタイプなんじゃね？｣


｢もう！そんな模範解答みたいなのいらないの！｣


｢愛菜ってば、やっとアタックの方法変える気になったんだ〜。｣


｢そうなの！翔ちゃんに女として意識してもらわなきゃ！
だから大地くん、翔ちゃんのタイプ教えて。｣


｢タイプね〜。知らねぇ訳でもないけど、ん〜、愛菜に言ったところで‥｣


なんだか考えてる大地くんと、それをニヤニヤ見てる沙羅。

大地くんの言葉を待ってる私もそろそろ答えてもらいたくてウズウズしてきた頃、


｢ギャップのある女。｣