「「「ぶっ!!あはははは!!愛菜サイコーーー!!!」」」
お腹を抱えて笑う三人・・・
わかってたよ・・
そういう反応されること・・・
でもそろそろよくない?
10分は経ってるよね・・・
「笑いすぎだから!」
「だって、愛菜ったら、ダッシュって――」
「翔太さんのそん時の顔見たかったーー!」
「愛菜は期待裏切らねぇーな!
いや、むしろ期待以上!!」
沙羅を筆頭にまだ笑い転げてる双子。
この大好きな三人を初めて憎らしいと思った。
目に涙を浮かべてまだ笑う気なのね・・・
「もう!いい加減にしてよ~。
笑われに来たんじゃなくて、相談に来たんだからね!?」
「わかってる、わかってるんだけど・・・ぶっはっ!」
「沙羅姉!もう笑うなって・・・ははっ!」
「マジで愛菜はすげ~なぁ!」
「・・・・・・帰る。」
「「「あーー!ごめん!!もう笑わない!ホントに笑わない!」」」