「しょ・う・ちゃん?
翔ちゃん?
翔ちゃーん‥!」


優しく呼ぶ名前も
時間と共に変化して‥


「翔ちゃーん!
翔ちゃんってばっ!
‥‥‥翔太――!!」


しまいには呼び捨て。

で、最終的に力をこめて‥‥


「ん"―――!」


―――ドンッッ!!!


「‥‥‥‥いってぇ‥‥。
お‥まえ、バカだろ‥。」


「バカじゃないし。」


可愛くない言葉を残して
さっさと部屋を出る。