その日にあった出来事と今まで学校であった事を母親と兄に話した。

話を聞いた母親はすぐに担任に電話していじめの事を話して、くぅちゃんの自宅にかけた。

【なおみとくぅちゃんは家が隣同士で幼なじみだった。私が叩かれた時に隣にいたしょりも家族ぐるみの仲だった。】

案の定、くぅちゃんの家にはなおみとなおみのママと弟がいた。

電話の内容はわからないけど、本人はしてないと言ったに違いない。

したとゆうバカがこの世にいるわけがない。

その日は本当のことがわからないからそれで終わった。

でも私の中ではなんにも終わってない。一番怖いのはこれからというのはわかっていた。

私の学校には図書の時間というのがあり、図書室の本を一時間読みあさる一切面白くない時間があった。次の日、担任に

『やぎらぁ、くぅちゃん、なおみ、しょり(実際は名字)話があるけん隣の教室に。』

私はこうなるのが嫌で今までだまってたのに、とうとうきたって感じで黙って隣の教室に行った。