寂しいような照れくさいような
不思議な気持ちになった。
「慎吾もすっかり定着したなあ。」
他にも慎吾がうつってるページはいくつもあった。
今さらながらに
慎吾のすごさに驚かされる。
そして、どうして自分が今この人と一緒にいるのか
この人とキスとか…したんだって
色々なことが頭の中をめぐる。
『すごいね、慎吾。』
「まあなあ、どんな服着てもど背景でも様になるっつーか。」
なんか寂しいな。
私、まだ慎吾のこと
結局わかってないだらけ。
「あ。」
拓也くんは、気まずそうに何かを思い出した。
『どしたの?』
「いや〜
慎吾なら大丈夫だと思うけどさ。」
『なにが…??』
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