「いや、俺が一方的に知ってるだけっす。」 道長くんは店長にそう言ったあと、私のほうを見てにっこり笑って続けた。 「俺、慎吾の友達なんだ。」 『えっ……あっ…そうなん…ですか!!』 「うん、だから俺たち同い年!敬語じゃなくていいよ。 わかんないことあったら、何でも聞いて。」 そう言って道長くんは自分の仕事に戻っていった。 まままじかー! バイト先で現れたイケメン君は、 なんと慎吾のお友達で 同じ大学の同期でした。 .