「拓也、ちょっと。」


店長が親しげに下の名前で呼んだ男の人



小走りで近づいてきた彼は、慎吾に負けないくらいのイケメンだった。



「あ、俺…道長 拓也っていいます。」



『あ、想名 佳乃です…よろしくお願いします!』





「佳乃…!?」



へっ???


うそ、知り合いだっけ!?




「拓也、知り合いなのか?」



店長は道長くんの顔を伺っている。


それより驚いたのは私。




知り合い?


ううん!!こんなカッコいい知り合い忘れるわけないもん、違うよ!






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