そのまま

体を離すことなくベッドに倒れ込む。




若草くんは、私の首筋にキスを落とす。




くすぐったくて、
声になってないくらいかすれた息が漏れる。





「わり。」



すぐに体を離した若草くんは、


ふーっと息を吐いて

弁当食おっか、と笑顔を見せた。







ドキドキした。


もしかしたらこのまま

しちゃうの?って感じだったけど、



よく考えれば
私、病み上がりだし。






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