ソファーまで近づくと
若草くんは私の腕をひっぱって


勢いよく私たちは近づいて座った。


じーっと私の目を見て
髪を撫でる。






ドキドキ……


いや、



バクバク…………





「佳乃、ガチガチじゃん。緊張してんの?」




若草くんは笑って
私の髪に指を絡める。





こんなかっこいい人に
こんな近距離で見つめられたら


誰だって緊張するにきまってんじゃーん!





『別に…………』



恥ずかしくなって俯く。




若草くんは
一体どういうつもりなんだろ。




なんだかんだ上手いこと言って
やっぱ私遊ばれてるのかな?



別に若草くんを見た目で判断するわけじゃないし、

私は面食いでもないけど



なんてゆうか

ドキドキさせるのが上手。









私……………


若草くんのこと

好きなの…!?






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