―― 奈「麻友香。話して、いい?」 あたしの家へと麻友香を連れてきた。 やっぱり、麻友香には話さなきゃダメだから。 …たくさん、心配かけたから。 麻「うん。どれだけ時間かかってもいいから。ゆっくり話しな?」 麻友香はやっぱり優しい、よ。 奈「ありがとう。…あのね、」 麻友香に全てを話した。 湊斗と話したこと。 湊斗の目が寂しそうな目をしていたこと。 …湊斗からの、突然の別れについても。