“放課後、屋上に来てください。来るまで待ってます。”



そう書かれている、小さな紙切れ。


雑に描かれている文字から、男の子の字だってなんとなく思った。


行かなくちゃ…っ


足が勝手に屋上へと向かっていた。


このとき、行かなければよかったのかな…



キィィーッー


重たい屋上の扉を開ける。


そこに待っていたのはー…