忘れなきゃ。


忘れなきゃ。


忘れなきゃ。




あたしは必死に走る。



着いた場所は、屋上。







「ひっく‥ひっく‥ふぇ‥」


涙が止まらない。

なんであたしじゃないの?

なんで苦しいの?

なんでモヤモヤするの?









ああ、そっか、




やっと気付いたよ。











あたし龍亮が好きなんだ。