「――――――‥」


「―――――…」



話し声が聞こえる。





「―‥‥‥のこと好き?」


間違いなく、胡桃の声。



「ああ。好きだ。」


この声、龍亮?仙道くんは?




「そっか嬉しい♪」



可愛く、微笑む胡桃。




心なしか龍亮の顔が赤い。




ガタッ


気が抜けて荷物を落とす。




「龍亮‥‥‥何してんの‥?」



冷静を保ちながら話す。


嘘、ついてたんだ。



仙道くん居ないじゃん。