「わあ!!!きりん!!!」


動物園に着いて

あたしは大はしゃぎ。




「ったく‥転ぶなよ?」


龍亮はちょっと呆れ気味。



「うん!きりんでっかい♪」


動物園なんて久しぶり!

すごく楽しいなあー♪



「ははっ(笑)小学生みてぇ‥」



「ちょ‥ひど!!!」


あたしはほっぺを軽く膨らませて拗ねる。




「拗ねんなって(笑)」


龍亮はあたしのほっぺに
手を当て、ほっぺを押す。


同時に入っていた空気が抜け
ほっぺがぺしゃんこになる。


ゆっくり、ゆっくり、龍亮の顔が近づいて来る。




「里紗‥「龍亮!あれ食べたい!」



なんか喋ろうとしてたけど
アイスが目に入りあたしは
アイスの事しか考えてなかった。