「里紗メシ出来たよ〜」


キッチンの方から、龍亮の声が聞こえる。



「はあーい‥」



なんも分かってない龍亮に

少し腹が立ちながらも行く。





「来たよ‥‥‥お!」



目の前にはオムライス。

初めて龍亮んちに来た時みたく

龍亮があたしの分を作ってくれた





「お、おいしそお‥」




「懐かしくね?」


笑顔で、嬉しそうに言う龍亮





覚えて、くれてたんだ‥








さっき思い切り下がった

テンションが嘘みたいだった。

やっぱ龍亮はすごいね‥!!