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:これ、わるちゃんのためにゲットした
:やっぱ似合うわ
:かわいい、俺の嫁さん
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彼は私を大事にする、と言っては、いろいろな装備やアイテムをプレゼントしてくれた。
初めのうちは"もらってばっかりで悪いな"って思っていた。
断ると彼の機嫌を損ねるので受け取り続けるうちに、装備はどんどん揃っていった。
かわいい、って言われるたびにうれしかったし、"嫁さん"って言われたり紹介されるのは少し誇らしくもあった。
そのうち、彼に言われて、携帯メールもやりとりするようになった。
始めは当たり障りのない話題ばかりだったが、いつしか仕事の話や人間関係の悩みなども、彼に打ち明けるようになっていた。