噂が広まってから、彼女は学校をちょくちょく休むようになっていた。



心配になったから、彼女の家に行ってみることにした。



こん時、家になんて行かなきゃ良かったんだ。



ピンポーンー



ガチャ



ゆりが家からでてきた。



『……俊君?!どうして…』



『大丈夫?気になってきたんだ。』



『………。』



『ゆり…?』



『…ってない。』



『えっ?何?』



『分かってない!俊君は何も分かってない!』



『ちょっ、ゆり!?』



『…かれる。別れる!帰って!』



『どうしたの?ゆり!』