このままでいたいな…


進路についてタラタラと話してる先生なんか無視して私は空を眺めていた


漣…


どこにいるの?


漣は私に何も教えてくれなかった


あの日私本当は起きてたんだよ?


頭を撫でる漣の手が離れたと思ったらものすごく辛そうな声で漣は私に好きだって言った


思わず涙がこぼれ落ちそうだった


私もって言いたくなった


でも電話が鳴って漣は部屋から出て行った


飛び起きて服を着た私はすぐに追い掛けたけどもう漣の姿はどこにもなかった


私にはもうどうすることも出来なかった