そんなことを思い出していると、小松が

「なぁ、ちょっと話さねぇ?」

そう言ってきた。

「うん」

あたしはそう答えた。

コンビニの外に出て、昔のコトをたくさん話した。

だけど、どうしても、突然いなくなった理由は教えてくれなかった…

最後にメアドと電話番号を交換して、帰るコトにした。

別れ際に、ずっと聞きたかったコトを聞いてみた。

「ねぇ、なんで突然帰ってきたの?」

すると、彼は…

「さあな、いずれ分かるだろう」

それしか言ってくれなかった。

「じゃあまた、連絡する」

「うん、じゃあね。バイバイ。」

そう言って小松と別れ、家に帰った。