崇は
相変わらず
目を背けたまま



でも
優しさという名の
温かい温かい言葉は
目を見なくても
伝わって。



でも
照れ隠しの為か
背けられている瞳が
妙に寂しくて。




そんな事を
思いながら
また誰もいない
教室へと向かった