…夢が、壊れた。
政治家が私に発砲する。

でも、それでも私はいいの。

こうなる運命な気がした。


零さんが私を突き飛ばして、間一髪撃たれずに済んだ。

そのまま荻原が語り出す。


…やめて。話さないで。



「政治家…お前は…心愛の」


そう、私の…

私を愛してはくれなかった。






お父さん…?