オレは桜庭に言われるがまま、クリップを外し、封筒の中に入っている物を見た。





橘:
「…………………………………………………………………………………………………………………」





それを見て…………

オレはある程度、事情を飲み込むことが出来た…………



そして…………

これらを[誰に]渡すべきものなのかを―――…………









橘:
「……………」


オレは中身を確認し終えた後、入っていた物を綺麗に封筒の中に戻した。


橘:
「…………わかったよ…………桜庭…………」

桜庭:
「うん………ごめんね…………急なこと頼んじゃって……………」

橘:
「気にすんなよ…………」






































橘:
「オレも…………ちょうど“アイツ”に用があった……………」


桜庭:
「………そっか………」







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