桜庭:
「3枚とも、中身は違うんだけど……………それをそれぞれ決まった人に渡さないといけないの……………」

橘:
「………そうか………」



事情はよく分からないが…………

よほど重要な物らしい…………



桜庭:
「それでね…………橘に頼みたいんだけど…………」

橘:
「何だ………??」





桜庭:
「3枚の封筒の内…………赤いクリップの封筒は、私が直接渡そうと思うんだけど……………」

橘:
「………????」





























桜庭:
「残りの2枚……………青いクリップと、黄色いクリップの封筒は、渡すのを橘にお願いしてもいいかな………????」


橘:
「ッ………!!!???」



オレが………????



桜庭:
「今のままだと…………私が渡しても、あんまり意味がないと思うから…………」

橘:
「ちょっと待て!!!!事情はよく分かんねぇーけどよ……………その2枚、誰に渡せばいいんだよッ!!!???」







桜庭:
「……………封筒の中……………見てもいいよ……………」

橘:
「ッ…………」

桜庭:
「中を見れば…………どれを[誰に]渡せばいいのかが……………分かると思うから……………」





橘:
「…………わかった…………」