今まで情けない顔をしていた男がすっと真面目そうな顔になる。

な、何…………?

気が付くと男は消えていた。

身を引く私に何か生暖かいものが首筋に当たる。

ぬるりとした舌のようなもの…って!!

男は私の首筋に口を触れているっ!!