秋兄は突然私を抱き上げた


小さな私は大きな秋兄にだっこされた状態に


「ああああ秋兄っ!!!降ろしてっ!!!」


「やなこった。散々いじめたバツだからな」



秋兄は意地悪そうな笑みを浮かべた


てか、絶対重いし、めちゃくちゃ恥ずかしいっ!!!


さっき触ったツルツルの頬や、二重の目、可愛いあごひげが間近にあって心臓から変な音がする



「つか、お前軽すぎんだろ。ちゃんとメシ食えよ」


「た、食べていますもん!」


「ぷっ!テンパってるし」



不機嫌だと思ってたら、急に可愛い笑顔するなんて…



それは反則だよぉ…