「ぇ!・・・な、何この白いの。」




目の前に飛び込んだ白い物体。




もしかして、史上初の生物?

研究者たちが見つけられなかった生物を


私が・・・発見してしまった・・?!




いやいや、まさかね。


馬鹿な考えはよそうと、冷静になった私。






おそるおそる、白い物体に近づいてみた。

まだ、どんなのか分からない私にとっては


慎重に慎重に、一歩ずつ前へ出た。




ようやく、白い物体の目の前にきた。



策がはられていて、

それは、小さくてあどけない子犬だった。