部屋に戻ると同時に美怜の携帯がなった。



ディスプレイを見るとちーちゃんと表示されていた。



美怜:「もしもしーちーちゃん?どうしたの??」



千尋:「美怜ーおはよー☆今日一緒に行かない?」



美怜:「いいよ!!」



千尋:「よかったー!!じゃー8時30分に迎えに行くね?」



美怜:「わかった!じゃー後でね?」



千尋:「ぅん☆後でねー」



そう言って電話を切った。




すると...


佳耶:「今の誰?まさか彼氏??」


そう妹の佳耶の声が聞こえた。



美怜:「佳耶?なに言ってんの?千尋だよ??」



佳耶:「なんだー」



美怜:「なんだーってなによ??」



佳耶:「別にー...。それよりお姉さー準備しなくていいの?」



佳耶はそう美怜に言った。



美怜:「あーそうだった。」



佳耶:「お姉は高校デビューしないの?」



美怜:「そのうちね?そんなことより準備しなきゃ」



美怜はそう佳耶に言った。



佳耶:「ふーん。準備がんばってねー」



そう佳耶は言うと自分の部屋へと戻っていった。