「ねぇ、おじいちゃん」



「なんじゃ?」




「おじいちゃんの夢ってなに?」



「夢か…。おじいちゃんは…瑠璃と一緒に暮らす事じゃな」




「叶ってるじゃん」



「そうじゃ!もう叶っとる。ありがとうな。おじいちゃんの所に来てくれて…」



夢って案外近くにあるのかな。

そう思いながら、おじいちゃんと二人で写真を見つめた。