ことの発端は生徒会会長立候補の話し合いでのこと。 クラスの立候補はいないかということになった。 みんなやる気がある人は一人もいなかった。 そもそも、こういうので立候補する人はなかなかいない。 そんな中、クラスの学級長が推薦がいないか聞こうとしたその時、 陽が手を挙げたのだ。 『俺がやる』と。