そして近くにあった椅子で窓をたたき破る。


パリィイイン!!!!

破れる音が耳に響く。



みんな唖然としていた。


陽は慣れた手つきでそれを眺め、椅子をおろした。


そして、私を抱きかかえる。


「へっ!?」

お姫様だっこ!!?