あの宣言以来、陽は変わってしまった。 ケンカをあまりやらず、授業にも出るようになってきた。 何を考えているのだろう……? そんなことを考えながら、時は一刻一刻と過ぎていった。 人に使われながらも、少しの幸せをかみしめていたこの時間が終わりに近づいてきたのだ。