始まり……

これは序章にすぎなかった…


次の日。
教室の空気は暗いまま……

先生も困り果てていた。

とうとうきた休み時間。
この時間は絶対に誰か来るだろう……


と、その時。
廊下を走る音がした。

「翠ちゃぁあん♪」

息吹くん!?

息吹くんはE組の前で止まった。

そして……


「翠ちゃん、俺にキスしてっ!!」