光くんがいつもとは全く違う雰囲気を醸し出していた。 それにどきっとしてしまった。 「お前、あの中島陽の兄か?」 「まじ?こいつが兄なのかよ!弱そうだな!」 4人は笑っていた。 光くんの額に浮き出ている血管は幻ではない。 「絶対に翠ちゃんを触らせない!!」 光くんは4人に向かって走りだした。