月曜日。
今日もまた、幼稚園に向かう。
「じゃあね、春」
「あぁ。サンキュ」
いつもの通り、挨拶をして教室に入る
「春君。結生ちゃんなら、今日も砂場よ?」
「ありがとうございます」
まぁ、どうせアヤムという奴がいるんだろう
「ッ!!」
ハァ・・・今更何をショック受けてるんだ。
俺は馬鹿か
「フッ」
奪えばいいじゃねぇか
アヤムから、奪えば・・・
俺も、単純な奴だとは気づかなかったぜ
「結生」
「春ッ!おはよー♪」
ドキッ
これか・・・
今日も無邪気に笑顔なんて見せやがって・・・
「アヤム君?」
「なにー?」