「そうか・・・結生に恋・・・・」
「「そ♪」」
「なんか、スッキリした。ありがとうございます、2人共」
「「いいえー♪」」
優の家を出ると、もう夕方になっていた。
まぁ、お昼ごはんもご馳走になったしな。
「ただいまー」
「春!?何で行っちゃうの?」
「煩いぞ、遥。優の連絡先が知りたいなら静かにしろや」
案の定、遥は黙った。
分かりやす・・・
「ハイ。ちなみに、俺はもう交換した。ちゃんと優には遥に渡すこと言ってある」
「ありがとー!春様・・・だね!!」
「ま、俺ですから」
そんなことを言っていたが、頭の中は結生のことだらけ・・・
確かに、好きなのは分かった。
じゃあ、どーすりゃいいんだよ?
「ハァ・・・」
珍しく弱気だな、俺
「まぁ、なるようになれ!・・・だな」