ユウコサンは、見た目はとても小さくて穏やかだけど、実はとてもしっかりしていた。


その余裕が、何だか母さんと重なった。



 その間、アッチャンとタツヤとノブリンは、気を利かせてか、本当にそうしたくてか、オバアチャンと家でおしゃべりをしたりしていた。


それはそれで、とても楽しそうで、幸せそうだった。




僕もどちらかというと、シロにはついていかず、家に残りたがった。