――優くん…、まって…行かないで…。


ここはどこ…真っ暗でなにも見えないよ…。


優くん、どこ…?


優くん、そこにいるの…?


優くん…?…優く…きゃああああああああっ!!



――バッ…

「…夢……?」

寒…ッ…。
ぶるっと身震いをして、クーラーのスイッチを切る。

時計を見ると午前2時。

結構寝ちゃってた…。


「うわ…」

汗でぐっしょり。

お風呂入ってこよう。