そして
顔を近づけて

触れるだけのキスをした。



....


「えっ?!」


「わかれバカ。」


そう言って先を
歩き出してしまった。


そんな彼の顔が耳まで
紅いから、
私はこれからは補習も
怖くない。



そう思えたのだった。