「‥‥千早くん。
今日ずっと彼女のこと
考えてたよね‥‥」

「‥‥‥」

「わかってるよ。こんなことしても同じだってことくらい。
でも、私、やっぱり千早くんのことが好き。」

どう断ろうか困ってる俺に
構わず続ける。

「2番目でもいい。」

「‥は?」

「千早くんと一緒に居れるなら
2番目でもいい。」

「無理。彼女は1人でいい。」

「‥‥諦めるなんて出来ない。あの保健室でのキスが忘れられないの。」

「だから、あれはごめんって。」

「ズルいよ。あんなキスして‥‥」


自分のしたこととはいえ、
もう勘弁してくれよ。


そう思ってた俺を大木は
押し倒してきた。